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CRJA会長を振り返って

私は勤務地の変更で2018年から2019年のたった1年間だけですが、CRJA会長という大役を務めさせて頂き、非常に貴重な経験をさせていただきました事をCRJAの役員並びに法人会員の皆様に感謝しております。

シラチャに在住して13年目に差し掛かろうとしていた時に、前会長と顧問のかたからお食事に誘われ、突然、日本人会会長を受けてほしいと説得された時は、正直、驚きましたし、私では無理だと思いました。何せ、シラチャ在住中は全く、日本人会の活動には関わらず、日々の業務に追われる毎日でしたので、このような重責を担うことは、真剣に活動されている役員の皆様や法人会員の皆様へ申し訳ないと感じたからです。

しかし、今の私が長きにわたってタイの地で仕事を続けられているのも、このシラチャという町が好きで、私生活や仕事を通してこのタイという国に育てられたからこそだと感じておりました。この機会に少しでも恩返しをしようと、思い切って決断したのが始まりです。

とは言いましても、新任会長の私ができることは、役員の皆様が日々の業務に追われながら、少しでも日本人の生活を安全で楽しくしようと努力されていることをサポートする事しかできませんでした。また、この年は、日本人会法人化1年目で、特に規定や会計のルール作りや、各官庁への申請などで大変だったことを覚えています。

その他は、先任の方々が続けられている異業種交流会や工場見学会、新年の賀詞交歓会、また、チャリティーゴルフなどを引き継ぎ、少しでも日本人の交流の場を増やし、住みよい町づくりに努め、今後もこの会を大きくし、更なる発展に繋げるため努力をしてきたつもりです。余談ですがこのチャリティーゴルフにつきましては過去最高の148名が参加していただき大成功に終わり感動いたしました。それ以上に、感動させられたのが日本祭りです。今まで参加して楽しんでいた日本祭りをボランティアで作り上げる皆様の、情熱には感服させられましたし、作り手側から、祭りを楽しんでくれている、日本人、タイ人を裏方から見せていただき感極まるものがありました。

最後に、この会に関わり、今日の快適な日本人とタイ人がお互いを尊重し合いながら生活が送れる街になってきたのも、CRJAの役員の皆様の努力があるからこそであり、今後も、皆様の更なる活躍を祈念いたしまして次期会長へバトンを渡したいと思います。法人会員の皆様につきましても、末永くCRJAの応援を宜しくお願いいたします。

2019年 3月30日 8代目会長 関田直人

 

     

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